リフォームのリニューアル工房シンテックス（工務店）：キッチン・外壁・瓦・屋根・耐震：千葉市・市原市

＜お客様のご要望＞

4年前に塗替えをしたお客様から、外壁に小さな膨らみが出ているので確認してほしいとのご依頼でした。
また、強風や台風時に破損などの問題がないか屋根の状態を点検してほしいとのことでした。

＜施工ポイント＞

外壁は、以前塗替えした塗料と同じものを使用し、広範囲にわたって塗替えたことで、補修箇所が分からないほどきれいに仕上がりました。
劣化した棟や貫は台風で飛散する危険があるため、1階、2階ともに屋根の状態をしっかりと確認して、被害が出る前に取り替えました。

工事の流れ
施工前
花台撤去と外壁補修
棟の取替え

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外壁の塗料が膨らんだのは、こちらの花台が原因でした。
施工時、ネジ穴に使用したシーリング材の防水機能が低下したことが考えられます。

棟板金を固定をしている貫です。
経年劣化により、材木の貫が腐食しているのが分かります。

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2階窓の下に取付けてある花台です。
花台の下には水が漏れたような跡が付いていました。
また、そこに苔が生えてしまっています。

お客様と相談して花台は撤去し、また外壁の膨らんでいる箇所は全て剥がして補修することにしました。
今回は2階部分に設置された花台の撤去と、広範囲にわたり外壁の塗替えを行うため、足場を組んでネットを張りました。

花台を取り外すと、内部に溜まった水が大量に出てきました。
ネジ穴の内部にも水が入っていました。
施工時に使用したシーリング材の防水機能が低下し、雨水が侵入したものと考えられます。

花台を撤去し、補修箇所の下塗りをします。
補修部分だけではなく、範囲を広げて下塗りをしました。

下塗りが乾いたら、上塗りをします。

花台を撤去した2階と1階もほぼ塗替えをしました。
補修箇所が分からないほどきれいに仕上がり、お客様にも大変喜んでいただきました。

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築30年ほど経過しており、お客様は劣化による被害を心配されていました。
まずは、2階の屋根から工事を開始します。
棟板金を剥がしてみると、中の貫板が腐食していることが分かりました。
貫板は水分に弱く、雨水が侵入することでより劣化が進んでしまいます。

棟板金と貫板を外していきます。

貫の状態を確認すると、先端部分の痛みが特に激しく、ボロボロと崩れてしまいました。
このように傷んでしまうと、棟板金や貫ごと強風で飛散する危険があります。

屋根の面と面が交差した箇所に、屋根の形状に合わせて、新しい貫を取付けます。

新しく交換した貫に、板金の大棟と隅棟を取付けます。
棟がぶつかる接合箇所は、形状に合わせて加工をしました。
雨水の侵入を防ぐために重要な棟を、しっかりとビスで固定をします。

接合箇所には養生テープを貼り、シーリング処理を施します。

全ての接合箇所にシーリング処理を行い、2階部分の屋根補修が終わりました。

1階部分も同じように補修を行います。
東側の棟板金を取り外すと、2階と同様に貫が腐食しています。
やはり先端部分は、傷みが目立ちます。
新たな貫を取付け、棟板金を被せてビスで固定をしました。

壁との接合箇所には、シーリング処理を施しました。

1階西側の屋根も同じように補修を行いました。

全ての貫や棟板金を交換し、強風や雨水による不具合の心配も抑えられました。
工事後、お客様は「屋根と外壁の不安が解消した」と大変喜んで下さいました。

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【リフォーム概要】

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