リフォームのリニューアル工房シンテックス（工務店）：キッチン・外壁・瓦・屋根・耐震：千葉市・市原市

市原市：屋根葺き替えと外壁塗装工事

破風板の塗料ハガレが目立ち、軒天が雨漏りで傷んでいます。数か所の戸袋の傷みも見られ、表面的には問題なさそうな屋根でも屋根裏から確認してみると天井裏に雨漏りの跡が結構ありました。

木部はサンダーで古い塗料を剥がしています。 戸袋の鏡板が傷んでいる箇所は新たにベニア板を張り、その上から板金を張っていきます。

剥がした軒天の裏側には先端部分に雨漏りしている跡が付いていました。こちらは新たに張った軒天です。軒天には有孔（穴が開いている）箇所があります。これは屋根裏換気に必要なものです。

谷部分の役物を取り付け両側にルーフィングを張り、ルーフィングの上に金属瓦をビスで留めながら張っていきます。
先に、棟包を剥がしてからの作業となったのですが、棟包を固定している木材も傷みが大きい個所もあったので、今回屋根工事をしたことは正解でした。

金属瓦は上下左右としっかりハメ込みながら１枚ずつ張り、下り棟にも役物を取り付けて雨水が入ってこないようにしていきます。

１階屋根はルーフィングを敷き唐草、ケラバ水切りを取り付けでから瓦を取り付けていきます。ケラバ水切りに金属瓦を差し込んでから固定していきます。ケラバ水切りにもちょっとした凸の段がある、差し込んだ金属瓦との隙間から雨水が入ってきても、この凸の段で屋根の内側に入ってくるのを防ぐとともに下流へ流してしまいます。

加工して作ってきた棟包を被せ、屋根の外壁際には雨押えを取り付けていきます。

なかなか気が付かない１階窓の下も緑色のテープで養生しながら、しっかり塗装しています。広い面はローラー、細かい作業はハケや筆を使いながらきれいに塗装していきます。
古い塗料やゴミを落とすのに水洗いをしますが、その他にもケレン（へらでこすぎ落とす）やヤスリで擦り落としす作業があります。こういった地道な作業があってこそきれいで長持ちする塗り替えになると思っています。

鉄製フェンスの傷みが大きい個所は部分的に取り替えながら塗り替えしました。 また、傷みがあった戸袋も補修してきれいに仕上げました。戸袋の色は雨戸と同じにしました。

ぬれ縁取り替え ３０年ほど使った木製濡れ縁は傷みがきていましたので、アルミ製の腐食に強いタイプへ取り替えました。

玄関ドアクローザー取り替え ドアクローザーが壊れて玄関ドアが閉まる時にバタンバタンと大きな音を立てるようになっていたので、取り替えました。玄関ドアが手を放してもゆっくり閉まってくるので、安心です。

雨漏り箇所の補修 屋根以外にも窓庇も雨漏りがありました。雨漏り箇所を補修して取り替えが簡単な軒天部分は張り替え、庇の回りは板金で包み、きれいに仕上げました。

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