リフォームのリニューアル工房シンテックス（工務店）：キッチン・外壁・瓦・屋根・耐震：千葉市・市原市

＜お客様のご要望＞

今回は、お客様から強風で屋根の軒天や庇が破損してしまったので補修して欲しいとご依頼をいただきました。
お客様宅は住宅地の高台にあるため風の吹き上げや、吹き抜けが強いため回りと比べて被害が多いとのことです。

お客様と被害状況を確認し、以下の工事をすることになりました。

　・屋根の軒天補修
　・庇の破損部分補修
　・屋根の軒天、庇を補修後に塗装
　・傷みがある破風板を板金で包む
　・破損雨樋の部分補修

今回の場合、工事範囲は狭いのですが仮設足場が必要となります。
その事も了解を得て工事を開始することになりました。

＜お客様の声＞

お客様から『思った通りの工事ができて良かったです。また何かありましたらお願いします。』という嬉しいお言葉をいただきました。

工事の流れ
被害状況を確認
仮設足場組み
屋根の軒天補修
破風板を板金包み
塗装仕上げ、工事完了

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左の写真は外観の様子で、右は北側の軒天を近くで見た写真です。
一部表面が剥がれているのがわかりますね。

こちらは北と西と南側の庇部分です。
表面が剥がれていて、西側雨樋も壊れている状態です。

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今回の工事箇所は屋根の破風板、軒天、雨樋で高所になるため作業用の仮設足場が必要になります。
仮設足場は面積によって費用が異なるため、作業に必要な最低限の範囲で組むことにしました。

足場組みは東面と北面が中心とし、南面は庇の補修に必要な最低限の範囲としました。
西面も同様に軒天、破風板補修用の足場組は最小限としています。

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今回の軒天補修方法は、既存のベニア材の上からケイカル板を重ね張りし、塗装仕上げする事にしました。
まず、壁についている見切り材を取り外していきます。
簡単そうに見えて、けっこう力のいる作業です。
今度はその場ですぐに軒天のサイズに合せてケイカル板をカットしていきます。

次に、カットしたケイカル板を軒天に接着剤と釘で留めて行きます。
補修箇所は1階、2階を合せて約24ｍの軒天を全て張り終えました。

軒天を張り終えたら、仕上げに見切り材を取付けて行きます。
庇の軒天部分も同様にケイカル板を重ね張りしていきました。
重ね張りすることで、強風に負けない頑丈なものになります。

庇は3箇所ですが長さにすると約13ｍになります。

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屋根の縁に当たる部分で雨樋を取付けたりする箇所が破風板（はふいた）といいます。
現在は窯業系の材料が主流ですが、以前は木材を使用していました。
木部は外壁よりも塗料の耐久性が短いため破風板、軒天、窓の木枠、木製戸袋などが先に剥がれてきやすいのです。
まず、北側の２階、破風板に付いている雨樋と金具を取り外していきます。
破風板をガルバニウム鋼板で包み、新しい金具にして雨樋を取付け直しました。

東側２階と１階、西側の１階の破風板もそれぞれ取り付け直し、きれいにできました。

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まず軒天の塗装作業に入る前に、下に塗料が落ちても汚さないように養生をします。
その後、軒天を塗っていきます。

庇の軒天部分も窓回りをまず養生してから塗っていきます。
全体的に塗り終わったら、私と職人さんで塗り残しや塗り方が悪い箇所などないかどうか、必ずチェックをします。
ここは塗り直しが必要だなと判断した箇所をもう一度修正していきます。

工事最後の塗装終了後は、お客様と一緒に問題のないことを確認してから、仮設足場を解体して行きます。
仮設足場解体後には再度お客様のお宅を訪問して、その後、問題がないか確認しております。

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【リフォーム概要】

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