リフォームのリニューアル工房シンテックス（工務店）：キッチン・外壁・瓦・屋根・耐震：千葉市・市原市

お客様のご要望

　・道路から1mほど高くなっているお庭を駐車場に作ってほしい
　・生け垣をフェンスへ取り替えたい
　・植木が大きくなりすぎているのも気になっている
　・家の周りの植木からフェンスへ取り替える

工事の流れ
リフォーム前
高台の植木撤去
ブロック解体、掘削
ブロック積みの準備
ブロック積み
フェンス取付
コンクリート打で終了

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道路からの視線を遮断するには植木が有効ですが、お手入れも大変です。今回は植木・ブロックを撤去し、駐車場への入口をこちらに作ります。

植木は部分的に枯れているのもありました。
バルコニーの脚柱、汚水や雨水マスなどを考慮し、幅3×長9ｍの広さで、軽自動車と普通車2台、それに自転車を止める駐車場を作ることになりました。

植木を地面上の根本で伐採して終わるのと、地中の根も含めて取り除くのでは作業量も労力も異なります。植木の根は想像以上にしっかりと太い根を張っています。
今回は高台になっている庭を掘削する必要があるため、掘削のついでに重機で植木の根も掘り起こして取り除く事にしました。

植木の枝や幹を根本から伐採してきます。
幹が太いのはチェーンソーで切りました。

だいたい伐採したら、ダンプに積んで処分しに行きます。
重機で掘り下げながら、地中の根を取り除いていきます。

ブロックの手前を深く掘り下げてからブロックを解体し、重機を庭の中に入れます。
駐車場の入口の幅に合わせて掘削していきます。
ブロックを解体し駐車場の範囲を掘削しながら、重機を奥へ進めて行きます。

縦長の駐車場なので、庭の奥で掘削した残土を入口まで運び、ダンプに積みました。通常の重機に横付けしたダンプに積むのと違い時間が掛かりました。
掘削も進み駐車場の形が見えてきました。

ブロックを水平に積むためには床や地面が水平でなければなりません。また強度も必要ですので、コンクリートで水平に仕上げた部分（ベース）を作り、上に鉄筋を組みブロックを積んでいきます。

隣家側に建てたブロックより庭を掘り下げたため、ブロックを解体します。
ブロックを解体しても、まだ隣家との境界ブロックが残っているので心配ありません。この残っているブロックにフェンスを建てる予定です。

もう一方の駐車場の入口ブロックも計画に合わせて解体していきます。
高台になっている庭が崩れないように、ブロックを積む準備をしていきます。ブロックを積む位置を糸張りして正確に決め、砕石を敷いていきます。

ブロックを積むためのベースを作ります。コンクリートの厚さを確保するための型枠と強度を確保するための型枠を組んでいます。

水平に作ったベースコンクリートの上にブロックを積んでいきます。ブロックに合わせた縦鉄筋も立てています。横の鉄筋はブロックを積みながら入れます。
ブロックの上にモルタルを乗せその上に上段ブロックを積む事の繰り返し、積み上げていきます。

予め高さを決めた糸を張り、それに合せてブロックを積んでいきます。
ブロックの目地（つなぎ目）のモルタルを専用のコテで仕上げています。
駐車場から庭へ上がる階段もできました。

高台の庭と新たに積んだブロックの隙間に土を入れて固めていきます。

既存フェンスの取外しが上手くいけば再使用も可能ですので、今回は既存フェンスを取外し再利用した箇所と、ブロックより敷地側にフェンスを立てる箇所に分けて工事しました。

隣家との境界ブロックに再使用するフェンス柱を立てました。
フェンスを取付、ブロック天端も仕上げました。駐車場は砕石とワイヤーメッシュも敷いています。

現状ブロックの上段はモルタルで接着して置いてあるだけの笠木ブロックです。強度が無いので敷地内にフェンス用の基礎ブロックを埋込、フェンス柱を立てることにしました。
フェンス用基礎ブロックの埋込がほぼ終わりました。

柱を立てフェンス本体を取付けていきます。
柱回りのモルタルをきれいに仕上げ、フェンス完成です。

フェンス取付も終わり、駐車場のコンクリート打設前になりました。
駐車場の奥は道路から遠いのとコンクリート量が多いため、コンクリート打設にはコンクリートを運んでくるミキサー車と、ミキサー車からコンクリートを受けてコンクリートを流し込むポンプ車と一緒に作業をします。
左の黄色い車がコンクリートを運んできたミキサー車で、シルバー色の右の車がポンプ車です。ポンプ車は短時間でコンクリートを遠い場所へ送ることができるので作業効率がいいです。

ポンプ車のアームを伸ばして駐車場の奥からコンクリートを敷き込んで行きます。
ポンプ車からコンクリートを流し込むのは、先端でゴムホースを抱えながら作業する人がコントロールしながら調整します。コンクリートを均す職人さんと調整しながらの作業です。
規定量のコンクリートを入れたら均す人、コンクリートを入れる箇所を指示する人、ポンプ車からコンクリートを入る人、それぞれ調整しながら作業を進めています。

コンクリーの打設後に表面を均していきます。
しばらく時間を置いてコンクリート乾燥したら表面の均しを行って行きます。

車2台分の駐車と自転車置場を合わせた駐車場の完成です。フェンス工事も含めお客様に喜んでいただきました。

【リフォーム概要】

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