屋根はバルコニースペースとして活用可能
お客様のご要望
・リビングを広く増築したい。
・増築した後の屋根はバルコニー造りにして、2階の部屋から出入りでき、既存のアルミ製バルコニーともつなげて動線をスムーズにしたい。
施工ポイント
・雨戸の戸袋、枠、雨戸本体をアルミ製の腐食に強いタイプへ取り替えました。
・増築部分には屋根が無いため、バルコニー床下に断熱材を入れ天井からの熱の出入りを少なくしています。
・リビングの掃出し窓より大きく開口して増築箇所となるべく一体感を出しました。
・増築箇所のシャッター付掃出し窓からは日差しも入ります。
工事の流れ
リフォーム前
バルコニーと濡れ縁の解体
基礎造り・基礎コンクリート打
建前
雨戸取替
室内工事
室内完成
外壁工事
工事完了
庭のスペースを活用し、リビングを庭側に増築します。
2階に取付けてあるアルミ製の後付けバルコニーと屋根は邪魔になってしまうため、部分的に解体をします。
リビングの上にあるバルコニーが増築箇所とぶつかってしまうため、部分的に解体して取り外す事から始めます。
解体箇所のテラス屋根やフェンス、バルコニーを取り外していきます。
ほぼ解体も終わり壁に取り付けてある材料や残ったバルコニーの仕上げをしました。
取付けてある濡れ縁を全て解体して根太、枠材、脚など取り外していきます。
土間コンクリートも解体していきます。
コンクリートを片付け、解体終了です。
基礎工事では、正確に基礎位置、高さを確認して、掘削状況を調整していきます。
基礎位置が確定したら砕石を敷き固め、ベースコンクリートを流して固定し、型枠を組み、基礎内鉄筋を取付ます。
基礎の型枠を組んだ後に、コンクリートを流し込み、固まってから型枠を取り外し、基礎内の土間打ち用に砕石敷きを行いました。
基礎内にワイヤーメッシュを敷き、コンクリートを流し込んでいきます。
コンクリートも固まり基礎工事が終了しました。
増築箇所の外壁を解体し、柱を立て、梁、桁、屋根を組み立てる建前です。
バルコニー壁の柱まで建てました。
バルコニーの下地ができました。
これで屋根工事も安心して行えます。
雨戸も取り替えるため戸袋も解体して工事を続けます。
バルコニーになる屋根の形状もだいたいできてきました。
増築工事と一緒に雨戸の戸袋、枠、雨戸本体をアルミ製の腐食に強いタイプへ取り替える事にしました。
増築部分には屋根が無いため、バルコニー床下に断熱材を入れ天井からの熱の出入りを少なくしました。
バルコニーのFRP工事に入り、コーナー材取付やパテ処理など行っていきます。
上塗り1回目を行い、仕上げの上塗り2回目の前に既存の外壁を仕上げたり増築のサイディング張りを行います。
柱回りの防蟻・防腐処理や電気配線を終えてから床作りに入ります。
大引きを支える束を取付けて行きます。
大引き、束、根太を防蟻・防腐処理をしてから床断熱材を入れて行きます。
床板を張ったら壁に断熱材を入れ、壁・天井に石膏ボードを張っていきます。
石膏ボードで壁と天井を張り終え、フローリング床張り、リビングとの開口部枠、幅木、回り縁など取付たら大工工事が終了です。
壁と天井にパテで下地処理を行い、パテが乾いたら天井クロスから張っていきます。
増築箇所のシャッター付掃出し窓からは日差しも入ります。
ビングと同じ床材を使用し、床下点検口も取付けました。
外壁工事は水切りの取付から開始し、外壁材は下から張っていきます。
外壁を張り終えたらつなぎ目のシーリング処理をします。
バルコニーにアルミ製の笠木を取付け、取付金具を規定位置に取付けていきます。
予め取付けた金具に笠木を被せて固定すると、このように固定されます。
コーナーはシーリング処理してからコーナー材でカバーをし、笠木が取付できました
雨戸を取り替えたサッシ回りの外壁の下塗りをし、回りの色に合わせて調合した塗料で仕上げしていきます。
バルコニー床の仕上げ、FRPの防水床がきれいに仕上げできました。
既設のアルミ製バルコニーと増築箇所にあった隙間を塞ぎ渡れるようにしました。
今回は増築の他に6畳間クロス張替、雨戸取替、室内ドア取替、台風被害箇所補修なども行いました。
今回は、お客様と打ち合わせを重ねて詳細を決めていきました。
お客様のご要望のご要望をお伺いすることで、よりご満足いただける仕上がりになると思います。
お住まいのお悩みやご要望は、お気軽にシンテックスまでお問い合わせください。
【リフォーム概要】
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