明るい雰囲気で収納動作が楽にリフォーム
お客様のご要望
・和室をお母様の部屋にしたい
・ベッドが使用できるようにしたい
・押入より収納動作を楽にしたい
・部屋の雰囲気を明るくしたい
・古くなった戸襖を新しくしたい
工事のご依頼をいただきました。
工事内容
・畳からフローリングへ張り替え
・押入をクローゼットへ取り替え
・壁、天井のクロス張り替え
・戸襖の張り替え
・障子を取外し、カーテンレール取付
・他の部屋のカーテンレール取り替え、TV端子取り付け
という工事内容になりました。
工事の流れ
リフォーム前
押入解体とTV配線
床と天井張り
押入をクローゼットへ取り替え
クロスと襖張り替え
障子を取外して、カーテンレールを取付けます。
床の間は残し、畳をフローリングへ取り替えます。
戸襖を張り替え、天井と壁はクロスに張り替えます。
押入を使い勝手の良いクローゼットへ取り替えます。
大工さん、電気屋さん、内装屋さんが工事しますが、各職人さんがスムーズに作業できるように、工事の順序や各工事タイミングの管理がとても重要です。
以前、部分的な工事依頼をいただいたことがありました。監督不在の現場で、他の工事会社と一緒に工事に入り、とても窮屈な工事箇所で作業を行い、中々進みませんでした。現場にいる各社で調整しながら無事工事を終了しましたが、全体的な工事を考えたときに不安が残る思いでした。
今回はこのような思いをしないようしっかり管理を行いました。
畳をフローリングに張り替えますが、新しく作るクローゼットの床と段差が無いようにフローリングを張ることにしました。
先ずは畳を運び出し押入の解体から始めます。鴨居や壁は後で取り外していきます。
TV端子増設に伴い和室の端子から分岐することにしました。そのため床下からの配線が必要なため、床工事に入る前に作業をします。
お母様の部屋にベッドを置きたいとの事でしたので、重量物を置くことを考え、丈夫な作りにしたいと思い、床は2重張りにしました。
TV端子の分岐などの床工事が終了したので、畳を取り除いた後に根太を敷き、その上に12mmのベニヤ板を張っていきます。
クローゼットの床も一緒に張り段差の無いようにしました。
天井にもクロス張りをしますが、現状の天井材には大きな溝が入っており、直接クロス張りができません。そこで薄いベニヤ板を張り、その上にクロス張りすることにしました。
床に張った12mmベニヤ板の上に12mmのフローリング材を重ねて張っていきます。
すでに張り終えている箇所に、傷が付かないようにシートを敷いて工具などを置いています。
襖2枚建ての押入は片側しか開きませんが、クローゼットの折り戸では左右に扉が開くためほぼ全開にできますので、クローゼット内部を全て見渡せ、収納物の確認や出し入れも楽です。
また、内部には枕棚、中棚、ハンガーパイプなど取付できるため、収納に合せて自分でアレンジもできます。
新しいクローゼットドアが入る高さまで壁を切りました。内部はベニヤ板で壁と天井を張り、枕棚とクローゼットのドア枠を取付けていきます。
高さ3mmの薄い金属レールをドアの下に取付けました。
ドア枠の上には折り戸を吊すレールを取付けます。
ドア枠の上には折り戸を取付けました。ドアを両側に開くと内部が一目で分かり、体が入れるため収納の出し入れも楽です。
天井に張ったベニヤ板にパテを打っていきます。
パテが乾く間に壁の古いクロスを剥がします。
壁や天井の補修箇所、パテの乾燥状態など確認してからクロス張りに入っていきます。
クロス工事が終わり最後に張り替えた襖を納めて工事終了となりました。
床の間も明るく広々した感じに仕上がりました。
張り替えた襖もクロスと違和感がありません。
畳からフローリングに取り替え、とても明るく清潔感の溢れる室内になりました。
お客様は工事後に室内をご覧になり、とてもご満足の様子でした。また、TV端子増設、カーテンレール取り替えなども終わり全ての工事が終了いたしました。
【リフォーム概要】
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