クロス壁とフローリング材の洋室へ
お客様のご要望
・天井、壁にクロス張り
・押入れをクローゼットへ取り替え
・畳をフローリングへ取替
・コンセント、照明スイッチなども取替の
工事のご依頼をいただきました。
工事の流れ
和室のリフォーム前
天井と床板の張り替え
床に断熱入れ
クローゼット工事
リフォーム後
家が古くなってくると、各所色々な問題が出てきます。
・畳が古くなってきた。
・漆喰壁がポロポロ落ちてくる。
・襖、戸襖、障子が古くなってきた。
・押入れが壊れてきた。
・天井板にシミが出てきた。
・照明、コンセント、TV端子などが壊れてきた。
・雨漏りのシミが出ている。
・床下がシロアリ被害にあっている。
和室で上記のような状況の場合は、リフォームを行うタイミングです。
和室の床板がベコベコするという事で確認したところ、表面の床材のみの傷みによるものでした。
古くなった塗り壁のため、ポロポロ落ちたり、カビが部分的に生えたりしていました。
和室なので趣があるのですが、古くなり室内全体がちょっと暗い感じになってきています。
高度成長期の昭和40〜50年代にはたくさんの住宅が建てられました。当時は住宅ローンが終わる30年ごろには建て直しするぐらいの耐久性だと言われていました。
しかし現実は、その当時建てられた住宅がたくさん残り、今も多くの方が住み続けています。大きな災害に遭わなかった、耐震技術や建材の性能が上がったことにも要因があるかもしれませんが、住宅会社や職人さん達がしっかり仕事をしたことと、お客様自身が住宅のメンテナンスをしっかり行ってきたことの方が、長く住み続けられる大きな要因ではないかと思っています。
和式の天井板には凹凸があるため、上にベニヤ板を張り平らにします。
押入れはクローゼットへ取り替えますが、床が傷んでいるため床板を張り替えます。
傷んだ床を取り外しています。
畳は断熱性があるため冬場の冷たさも和らげてくれますが、厚さ12mmの木製フローリング材は畳ほどの断熱性がありません。快適性を確保するため、断熱材を入れることをお勧めしています。
根太も取り替え、断熱材をいれました。
荒床の上に取り付けた根太の間に断熱材を敷き込んでいき、最後にフローリング材を張っていきます。
押入れをクローゼットへ取り替える場合には、どんな物を収納するかによって内部の造り方も変わってきます。
例えば衣装ケース、布団、洋服、座布団、箱物、タンスを入れたい…など、ご要望に合わせた棚位置、棚幅など使い勝手の良い収納ができるよう、オーダーメイドで対応いたします。
現状の漆喰壁前面には1回目のパテ打ちを行い、天井にはベニヤ板のつなぎ目など段差がある箇所にパテ打ちです。
クローゼット内の壁はベニヤ板仕上げにしました。
枕棚と両サイドには、上下2段のハンガーパイプを取り付け、洋服をたくさん掛けて収納できるタイプにしました。
クローゼット内にハンガーパイプを取り付けていきます。
クローゼットドアの取り付け完成です。
ドア高さは8尺(約2.4m)と天井ギリギリの高さにしたので、枕棚からの荷物出し入れや、どこに何をしまったか確認が楽にできます。
続いて内装屋さんが仕上げパテ打ち作業に入りました。
パテが乾いてからクロス張りに入ります。
無事リフォームが終わり、漆喰壁と畳という組み合わせからクロス壁とフローリング材になり、とてもモダンな感じになりました。
白いクロスと大きなクローゼットドアが印象的な仕上がりになりました。
とても明るい雰囲気の室内になりました。
細かいことですがコンセントなども新しく取り替えました。
完成した室内を見て、お客様にもとても喜んでいただきました。
リフォームをご依頼いただき、ありがとうございました。
【リフォーム概要】
千葉中央ビルダーネットはトステムフランチャイズチェーンの「藤野トーヨー住器」が運営する地域の優良工務店ネットワークです。 千葉中央ビルダーネットでは、地域でまじめにがんばる優良工務店の施工例や最新イベント情報を紹介しています。 |